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1年越しに台風n Dreamerが腑に落ちた話

去年の夏に行われた舞台『台風n Dreamer』。

『なにわともあれ、ほんまにありがとうコンサート』が終わり、夏に舞台をやると発表された時はもちろん7人で、ということだったのに、後日きたメールには重岡大毅は出演しませんと書いていたことに衝撃を受けました。

初めは『ジャニーズWESTものがたり』という名前で、松竹座公演のチケットもその名前で届いてましたね、そういえば(笑)重岡くんが出演できないから急遽名前が変わったのかなぁ、なんて思ってます。

東京在住の私は日生劇場公演を1度だけ観に行きました。台風n Dreamerが終わってから、この舞台の映像化を望む声をずっとちらほら見かけていて、その度に映像化なんて本当に嫌だと思っていたし自分は絶対に買わないだろうなと思っていました。
for now foreverは好きだけれど、台風n Dreamerは本当に嫌いで、『パリピポ』の時のお仕事メドレーでもこの舞台の映像が流れるのは本当にテンションが下がりました。

なんだか、ただただ苦手だったんです。トラウマだったんです。自担がいないのに自ユニの舞台として扱われて、みんなが楽しんでいて、みたいなのが。僻みですよね、単純に。

こんなことを考えてしまう自分も本当に本当に嫌いで!結果的にそのあとオイシイ思いというか、人一倍幸せな思いをしたのも自分なのに。人間って欲張りだなと思うし、ていうか純粋な気持ちでオタクをしていた頃の自分はどこへ行ってしまったんだろうかと思います。

もちろん台風n Dreamerの映像化を望むのが(私の中で)絶対悪!とかではなくて、私はこの舞台について自分の中で落ちどころをずっと探せていなくて。

この間ふと自分が1度だけ観劇した日の感想を読み返しました。そうしたら、確かに『楽しかった』とあって、それを読んでジワジワとその時の気持ちが蘇ってきました。
確かに舞台も楽しかったし、ショータイムでは、その前に入ったリリパでは位置的によく見えなかった新曲を真正面から見られてこんなに可愛いんだと思ったし、いつもは自担に気を取られて全体的にダンスナンバーを見たりって中々できないんですけどじっくり見られたし、って考えてみればいいことだらけだったんです。

私がなんでこんなに台風n Dreamerを拗らせてしまったかというと、9月24日の公演が大きいです。
この日は重岡くんが見学に来ていて、もちろんショータイムには参加もしたそうです。7人で歌って踊る姿を見た人たちの感想が、私のTwitterのTLにもたくさん流れてきました。『重岡くんが登場して空気感が変わった』だとか『ジャニーズWESTのセンターはやっぱり重岡くんなんだ』というような、重岡大毅擁するジャニーズWESTを絶賛するような声ばかりでした。

ここで、自担すごいでしょ?と思えたらよかったんですが、それ以上に『私もその場にいたかった』という気持ちが溢れてきてしまって、楽しかったという気持ちが全て塗り替えられてしまったと思うんです。
それ以降、重岡大毅不在ということになんとなく敏感になってしまって、こんな気持ちにもなりたくなくて、深く考えるのをやめてしまっていたんです。

この間やっと台風n Dreamerについて自分がどう思っていたのかTwitterを見返して、楽しかった→その場にいられなくて悔しいの気持ちの変化を眺めていたら、やっと気が付きました。『台風n Dreamer 9月24日公演が今までのどんな現場よりも入れなくて後悔している現場なんだ』と。
そう思ったらストンと腑に落ちて、今まで抱えていたモヤモヤなんかも帳消しになりました。今ならきっと台風n Dreamerの映像も見られると思うし、今までのような蟠りもないと思います。

台風n Dreamerの松竹座公演が始まってから既に1年、文字通り1年越しに台風n Dreamerを自分の中で解消させられた話でした。


重岡くんの誕生日の前にスッキリさせられてよかったー!(笑)